紅一点×SnowMan⑩ (ページ41)

今日:938 hit、昨日:770 hit、合計:66,282 hit

★ ページ41

Aが机の上にお菓子を置く。

阿『お菓子だー。どうしたの？』

A『高杉くんがくれた。』

佐『高杉くん？』

A『うん。ドラマで今共演してる俳優さん。』

俳優さんか！
だから見覚えあったんだ。

にしても珍しいな。
同年代の俳優さんと仲良くしてるとか。

岩『うわっ。これおいしいー。』

ラ『うまっ。センスいいなー。』

渡『あ、この人？高杉真宙さん。』

A『あ、そうだよ。』

なべがネットで調べたっぽい。
見せてもらったら確かにさっき見た顔が見えた。

「あ、さっきこの人からもらった。」

宮『にしても姫が俳優さんと仲良しとか珍しいね。』

A『あー、まあね。』

長尾『これめっちゃおいしいです。』

舘さんに言われた時の姫が
なんとも言えない顔をしていたけど。

そのままなにわ男子のメンバーが
会話に入ってきたことによって深くは聞けなかった。

「あれ？めめは食べないの？」

目『あー、俺はいいっす。』

みんなが高杉さんの差し入れを
わいわい食べている中、めめだけは
険しい顔をしていた。

なんでだろ。

スタッフ『みなさんそろそろ準備お願いします。』

「はーい。なにわのみんなも出て行ってねー。」

なにわ『分かりましたー。』

嵐のような集団が去っていって、
俺達は夜公演に向けて準備をする。

「まじ美味かった。高杉さんにお礼伝えといて。」

A『うん、言っとくね。』

Aにそう伝えたら、にこりと笑って応えてくれる。