紅一点×SnowMan⑩ (ページ19)

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それから数日後、たまたま仕事帰りに
かかっていたラジオをふっかと聞いていた。

田『こんばんは。SixTONES田中樹です。』

松『松村北斗です。』

田『あのさぁ！話をしないといけない件がありますね？北斗さん。』

松『例の話ですね？』

うわっ。いきなり触れてきてんじゃん。
やるなぁ、あいつらも。

隣のふっかも携帯触ってたけど、
それをやめて真剣に聞いている。

田『お前説が1番多いよ？』

松『らしいねー。』

田『で？真相は？』

車内はラジオの声しか聞こえない。

深『これ絶対ニヤニヤしながら聞いてんぞ。』

「だよねぇ。なんて言うかな？」

少しの間があった後、北斗が話し始めた。

松『うちの事務所の紅一点ですよ？こんな噂が出ること自体恐れ多いですよね。俺なんか相手にされません。』

田『だよなぁ。俺説もあったんだけど、残念ながら違うんですよねー。まあ、姉御が酔っ払ってほっぺにちゅーされたことはあるけど。』

え？まじか。
となりのふっかはニヤニヤと笑ってる。

松『え？待って。その話詳しく。』

田『姉御って酒飲まないじゃん？あれめっちゃ弱いからなんだよね。だけど、俺が20歳の誕生日の時に一緒に飲んだのね？そしたら酔っ払って俺にちゅーしてきた。まあ、ほっぺだけど。可愛いよね。』

松『あらららら。また燃えますよ？』

田『大丈夫大丈夫。俺と姉御の仲はファンも分かってる。』

そんな一面あったのか。

「それはかわいい。弱いのは知ってたけど。」

深『おい。知らないのか？』

「え？」

深『ラジオだからマイルドに話してるけど、そんなもんじゃないから。実際はめっちゃディープなものらしい。だから樹があれだけお酒禁止したんだよ。』

まぁじか。

「てことは樹とAはそのまま、、、。」

深『いや、それはない。けどな、、、。』

「おい、まさか。」

深『そのまさかだ。風磨との付き合ったきっかけは酒飲ませたことだよ。まあ、風磨はマジで弱いってことは知らなかったみたいだけど。』

知らなかったな。てか、風磨もやるなぁ。
それでも3年くらい続いたのはすごいよね。

結局自宅に着くまで、その話で盛り上がってしまった。